長く伸ばした爪、きれいな指先の人、爪を伸ばしてネイルも楽しむことができるようになりたい
でも“自爪がやわらかく、割れやすい”ことでお困りの方は、意外と多いのでないでしょうか?
自爪が弱いことによるお悩みには、色々なパターンがありますよね。
薄い、割れる、伸ばしたいそんな方でも実践出来る爪補強方がございますので紹介します!
1.指先をマッサージして、血行をよくする
指先をマッサージすることで、指先の血行がよくすることは実は爪の成長に繋がります。
というのも爪の成長に必要な栄養素が、マッサージによって運ばれやすくなり、健康で強い自爪が早く伸びてきます。効果を劇的に感じるほどではありませんが日々続けることで効果が出てきます。
爪の根元(甘皮あたり)には、自爪の成長を促進すると言われているツボがあります。
その部分をギュ、ギュッと10秒ほど押してあげるのが効果的です。
また、マッサージの際には、キューティクルケアクリームなどを併用すれば
マッサージ効果と保温効果が実行出来るのでおすすめ。
2.マニキュアを塗る
「マニキュア(ポリッシュ)を塗ると、自爪の健康にはよくないんじゃない?」という意見もあるかもしれませんが、”自爪の乾燥をおさえて強くする”という観点では、むしろ使った方が良いといえます。
そもそも自爪は、指そのものから水分を吸い上げて、うるおいを補給しています。
そこにマニキュアでフタをすることによって、指から自爪の層まで上がってきた水分がとじこめられ、保湿効果につながるのです。
マニキュアがはがれずキレイに保たれる期間は、個人差はあるものの1週間程度です。
マニキュアを塗ってから1週間ほど経って、「マイルドリムーバー」と呼ばれているような、なるべく刺激の少ない除光液で優しくオフすると、マニキュア前よりもうるおいの蓄えられた、乾燥によるひび割れの起こりにくい丈夫な爪になっていることと思います。
“自爪に短期間うるおいパックをする”というようなイメージですね。
かと言って、自爪にフタをし続ければ良いという事ではありません。
特にジェルネイルの場合、長くオフしないでいると、リフトしたすき間から水が入ってきて、自爪の表面から細菌が繁殖してしまうおそれがあります。
ジェルネイルのオフは、3週間~1ヵ月を目途に行いましょう。
3.ネイルシザーややすりを使用する
自爪を切る時、爪切りでバチバチと切ってはいませんか?
実はこれ、自爪の強度にとっては悪影響で、ひび割れや二枚爪の原因となってしまいます。
特に切れ味の悪い爪切り(100均のネイルケアセットに入っている物で、よく見かけます)を使用する場合、切るのに余計な力がかかって自爪のエッジ(端)にダメージを与え、割れやすくなってしまいます。
爪切り用のハサミ(ネイルシザー)で指先のカーブと同じ形を意識して滑らかにカットしたり、ちょっと伸びた自爪を短くしたいなら、爪やすり(エメリーボード)で整えていくのがオススメです。
自爪の構造層が崩れず、割れにくい強い状態を保つことができます。
4.タンパク質・鉄分・ビタミンAをとる
割れやすい・欠けやすい自爪の原因の1つは、栄養不足にあります。
爪は皮膚が角質化したもの(死んだ皮膚、という表現もあるようです)ですので、肌荒れするのと同じように、栄養が偏っている・不足していると、自爪にもトラブルがあらわれるのです。
栄養不足による自爪のトラブルには、ヒビ割れ、二枚爪、ささくれなどが挙げられます。
タンパク質が含まれている食べ物は、肉類・魚類・大豆などです。
鉄分には、弱くなった自爪の反りかえりを抑える効果があると言われています。
自爪の反りが気になる方は、レバーや海藻類、赤身のお肉などを意識して食べてみましょう。
ビタミンAは、お肌、そして自爪の乾燥を防いでくれる栄養素です。
後でお話するのですが、自爪の乾燥は、爪が割れてしまう1番の原因といっても過言ではありません。
ビタミンAが含まれているのは、人参やほうれん草などの緑黄色野菜です。
その他のビタミン類やカルシウム、亜鉛なども自爪を強化することには役立つと言われています。結局のところは、様々な栄養素をバランス良く摂取することが望ましい